アメリカのエンジニアは名刺を持っていない

コミュ障にとってきついものと言えば電話ではないでしょうか?

電話での会話は100%言葉に依存するコミュニケーションであり、またリアルタイム性を要求されるため、コミュ力が高くない私のような人間には非常にハードルが高いコミュニケーション手段です。

面と向かった会話ならば相手の表情も見えるため、コミュニケーションにおける言葉が持つ役割の比重が下がります。

またオンラインでの会話ならば、自分のペースで何を伝えるべきか考えられるので、ハードルは多少下がります。 続きを読む

文系学部への進学はコスパの悪い買い物

大学の授業は無料で聞けます

大学に行ったことのない人は驚くかもしれませんが、高校までと違い大学の教室には誰でも入って授業を受けることができます

忍び込むといった感じでもありません。

もし居心地が悪ければ、部外者だが聴講していいかと授業を行う先生に聞いてみてください。その申し出が断られたところを私は見たことがありません。 続きを読む

学校はたくさんの0を1にしてくれるところ

私たちは知らないものは知りません

天職と言えるような仕事が世の中に存在していたとしても、その仕事を知る機会が人生で訪れなければ、その仕事に就くことができません

数学や科学、音楽、美術、体育など、高校までで多くの人が出会うであろう分野に、自分の強みや興味を見つけることのできた人はとても幸運だと思います。

私の場合は高校で出会うことはできませんでしたが、大学で出会うことが出来ました。 続きを読む

高校教育から数学という科目はなくすべき

大人の私の目線で見ると数学は一番役に立つ科目ですが、高校生の私の目線で見ると一番役に立たない科目でした

なぜなら何に使われるのかわからないからです。

むしろ大人に限っても科学や技術に縁のある一部の人間にしか、数学の使い方は知られていないと思います。

高校数学で習う三角関数(sin, cos, tan)や微分積分、ベクトル、行列。これらがどんな場面で社会で使われて、私たちの日々の生活を豊かにしているか説明できる大人は、多く見積もっても日本の人口の一割もいないでしょう。 続きを読む

数学を勉強する理由が知りたければゲームを作ってみればいい

私は高校生のころ数学を勉強する理由がわかりませんでした

親になぜ数学を勉強する必要があるのかと聞いても、論理的思考力を養うためといった非常にあいまいな答えでした。

私の父親はしがない地方公務員で、母親は商業高校卒と、いわゆる科学や技術の匂いの全くしない家庭だったので、親としてはそのようなあいまいな言葉でお茶を濁すしかなかったと思います。

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学校で習う知識で解ける問題で世の中はあふれている

学校の勉強は役に立たないという話をしばしば聞きます

なぜなら社会では答えのない問題に取り組まなければならないのに、学校で取り組むのは答えのある問題ばかりだからという理由です。

人生という一番身近なところでも、どのような人生がいい人生なのかというのは答えのない問題です。

お金さえあれば幸せという人もいますし、お金がなくても家族がいれば幸せという人もいます。 続きを読む

英語が上手くてもイケてる仕事はない

私はアメリカで10年働いていましたが、英語の小説や新聞はおろか、ファッション雑誌ですら読めません

映画館に行っても理解度は1割程度。家に帰って日本語のあらすじを見て納得する始末です。

私の日常英会話力は現地の5歳児にも劣るといっても過言ではないレベルですが、それでも仕事にはほとんど支障がありません。

アメリカでは3つの異なる職場を経験し、常に私は唯一の日本人でしたが、退職時にはどこでも同僚に惜しまれましたし、今でもしばしば元同僚に一緒に働かないかと誘われるので、人並み以上に仕事はできていたと思います。 続きを読む

仕事に必要な英語はとても限られている

多くの人が英語が難しいと考える理由は、日本語と同等の能力を獲得しようとしているからです

子供のころに見てもよくわからなかった映画を、大人になってからあらためてもう一度見るとその面白さに気づくことはありませんか?

これは情報の伝達というものが言語だけでなく、ある程度共通のバックグラウンドがあることを前提としているからです。

つまり成長するにしたがって、作品中で直接語られない前提条件が身についた結果、ストーリーの理解が進むためです。 続きを読む

コミュ障は傭兵として生きていけばいい

身近なイメージとしてはスポーツの助っ人外国人選手です

日本のスポーツリーグでは、多くの外国人が即戦力として期待され働いています。

スポーツのファンが外国人選手について語るとき、彼らのプレイスタイルや残した結果については批評しますが、コミュニケーション能力(日本語読解力)については問いません。

最近では日本人のスポーツ選手が海外のリーグで活躍することも珍しくなくなりました。 続きを読む