
2017年末から過去2年以上にわたって、SPYというS&P500に連動するETFを持ちながらカバードコールで資産運用をしていた。
投資には正直全く興味がわかないが、銀行に預けているだけなのは単純に損であるという理由でそのようなシンプルな方法を取っていた。
ずっとこのままやっていけばいいと思っていたが、今回のコロナウイルスの騒ぎでの株価の下落は普通ではなかったので、S&P500が3000ドルを切ったときにすべてポジションを解消した。
アメリカ市場の平均にかけている限り、単純に買って放置でも、30年くらいの長期スパンでは必ず上がるというのはおそらく正しいと思う。
しかし明らかに暴落の流れの時は一度ポジションを解消して、下の方で買いなおした方がいいと思う。
S&P500は3300ドル台の最高値から2200ドル台まで落ちて、また2600ドルまで戻っている。
いまいちどこを目指しているのかわからない。
エンターテイメントや観光関連は大きく打撃を受けるが、ソフトウェアなどは問題ないのかもしれない。
いまだに仕事は多い。
とりあえず向こう1年くらいは、現金確保でリスクの低いプットオプションを売りながら細々とやっていこうと思う。
この戦略の短所は、プットオプションを売ることで得られるプレミアムよりも株価(例えば S&P500)の上りが大きい場合の機会損失である。
通常ならばこれはもったいないが、先が見えない時代であるゆえに、市場の平均に負けてもいいので最低限安全に生活費を確保することを考えればいいと思っている。
Covid-19の感染拡大は止められるようだ
前回に続いて、アメリカのコロナウイルスによる死者数予測データを最新のデータとともに指数関数に当てはめてみた。
指数関数のあてはまりも悪くなってきていて(R^2の数字が小さくなってきた)、 今月の初めよりもだいぶ伸びが緩やかになっていることが確認でき少し安心した。

一番右の列が最新の4月5日までのデータを使って回帰したもの。
黄色でハイライトされている数字は実測値。
3月31日までのデータを使うと4月15日の予測死者数は17万人台だが、最新のデータまで使うと7万人台となっており、今後も日を追うごとに緩やかになると思われる。
今月の初めには4/15あたりで10万から24万人の死者をアメリカ政府は予測していたが、それよりもだいぶ下回りそうだ。
残念ながら亡くなった方は大勢いるが、感染・そしてそれによる死者数の伸びは止めることができることが確認できたのはよかった。
以下は上記の表をグラフにプロットしたもの。

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