中田敦彦のYouTube大学とトンデモ本

新井紀子の『AI vs.教科書が読めない子どもたち』が中田敦彦のYouTube大学で紹介されていた。

オリラジが好きなのでよく見ているけど、以前に彼は【AI・人工知能①】〜AIを知れば未来が見えてくる!〜という動画も上げていて、ニューラルネットワークのドロップアウトについて解説するなど、技術的なことにも少し踏み込んだりしていて内容は割といいものだった。

今回はその真逆の新井紀子の本を取り上げているので、中田さんの YouTube大学は本の中身を他の文献と比較して検証したりして解説するものではなく、書いてあることをそのまま読み上げる番組なんだといまさら気が付いた。 続きを読む

悲痛な世界状況と平和な日本

昨日アメリカから戻ってきて、あまりにも日本が日常すぎて驚いた。

街のレストランやカフェがすべて閉まった悲壮感のあるシアトルに対して、東京ではレストランが空いているだけでなく、お客さんもそれなりに入っている。

これまでオリンピックが予定通り開催されなかったのは過去の2回の世界大戦の時だけで、今の世界はそれに匹敵するような重々しい状況なのに、日本は信じられないくらいに平和な状態。 続きを読む

コミュ力がなくてもここまで生きてくることができました

旅人1年目・2016年秋

2016年に入ってから会社を辞めることをずっと考えていましたが、ようやく9月の半ばにやめることができました。

最後の方は前回書いたように嫌な感じで終わってしまったのは少し残念でした。

仕事内容でいえば、大学院を卒業して1社目のIntelの仕事よりも、2社目のLytroのほうがずっと面白かったのですが、思い出としてはIntelのときのほうがずっと良い印象があります 続きを読む

10年にわたるアメリカ生活は大きな挫折と共に終わった

アメリカサラリーマン生活5年目・2016年夏

この年の頭から始まった撮影の仕事も一段落して、マネージャーに会社を辞めて日本に帰ることを伝えました。

当初サラリーマンは3年間だけと決めていたのですが、レイオフ後に配属されたVRのプロジェクトが面白かったのでここまで続けてきました。

仕事自体はこのときもそれなりに楽しくやっていました。 続きを読む

心を破壊してくる人からは遠ざかる

アメリカサラリーマン生活5年目・2016年春

2016年に入ってから、これまで作っていたVRカメラを使って実際に撮影をするというスケジュールが組まれました。

当時のプロモーションビデオがyoutubeにありました。

ちなみに3分30秒当たりで後ろを歩いている猫背の男は私です。(後でアップロードされたビデオを見て気づきました。) 続きを読む

大学受験の浪人はおすすめしない

大きな決断だと思うので最終的には100%自分自身で決めてください

私は大学受験を経験したことがないので適切なアドバイスができていない可能性が大いにあります。

それを前提にしていただいたうえで私の考えを述べると、合格した大学に入学してしまった方がいいのではないかと思います。 続きを読む

税金は住んでいる国に納める必要がある

会社の所在地にかかわらず、自分が現在住んでいるところに税金を納める必要があります。

アメリカに住んでいるときはアメリカ、日本に住んでいながらアメリカの会社にリモートで働いているときは日本に税金を納めています。

社会は民主主義でも会社は独裁的に運営されている

アメリカサラリーマン生活5年目・2016年冬

ついにサラリーマン生活も5年目に入ってしまいました。

仕事自体はこの頃とてもいい感じでしたが、サラリーマンを3年で辞めて好きなことをやろうときめていたので、さすがにそろそろ辞めなくてはいけないと考えはじめていました。

去年の夏から新規にはじまったVRのプロジェクトはプロトタイプができてきて、商品化にはまだ遠いながらも、とりあえずやっていることは間違っていなさそうな感じであることは見えてきました。 続きを読む

株式投資をするならオプションを使って保険をかける

アメリカサラリーマン生活4年目・2015年秋

レイオフから数か月が経過して、前の商品の最後のエンジニアリングアップデートが終わり、新しいプロジェクトが始まりました。

VRのためのカメラを作るプロジェクトです。

通常のカメラは空間を写真という平面で記録しますが、このプロジェクトで目指すのは空間を空間としてそのまま記録することです。 続きを読む