仕事に必要な英語はとても限られている

多くの人が英語が難しいと考える理由は、日本語と同等の能力を獲得しようとしているからです

子供のころに見てもよくわからなかった映画を、大人になってからあらためてもう一度見るとその面白さに気づくことはありませんか?

これは情報の伝達というものが言語だけでなく、ある程度共通のバックグラウンドがあることを前提としているからです。

つまり成長するにしたがって、作品中で直接語られない前提条件が身についた結果、ストーリーの理解が進むためです。

同様の理由で、アメリカ人とおしゃべりを楽しむためには、リスニング能力や発音がどうこうとかいうよりは、アメリカ人が生まれてから通常経験しているバックグラウンドを理解していることがもっとも大事なことになります。

しかしそれを理解するというのは、彼らの何十年にわたる人生を追体験するということなので、とても大変な作業です。

多くの人が英語が難しいと考えているのは、このレベルを目指しているからだと私は思います。

 

幸運にも仕事で必要になる会話は、おしゃべりではなく、情報の交換です

仕事では会話の前提条件はみんなにわかるように提示されます。

もしあなたの仕事が技術者(Engineer)であれば、唯一の暗黙の前提条件は数学や科学の知識ですが、それは日本の学校で知らず知らずのうちに身についているので心配ありません。

そして仕事に必要な英語の単語と言い回しはとても限られていて、それさえ覚えてしまえば、アメリカでも働けてしまいます。

またそれらを学習することは、中学で習う英語をゼロから学習するよりもずっと簡単です。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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