学校はたくさんの0を1にしてくれるところ

私たちは知らないものは知りません

天職と言えるような仕事が世の中に存在していたとしても、その仕事を知る機会が人生で訪れなければ、その仕事に就くことができません

数学や科学、音楽、美術、体育など、高校までで多くの人が出会うであろう分野に、自分の強みや興味を見つけることのできた人はとても幸運だと思います。

私の場合は高校で出会うことはできませんでしたが、大学で出会うことが出来ました。

この出会いは私の人生をとても幸せなものにしてくれました。

 

自分のやりたいことが明確な人は大学に行く必要はないと思います

学校は0を1にしてくれるところで、1を100にしてくれるところではないからです。

1を10や100にするのは個人の努力で、学校の役割ではありません。

例えば、日本の学校の英語教育は実用的ではないという意見が常にありますが、日本で義務教育を終えて英語がさっぱりわからないという人はいないと思います。

英語圏以外の国を旅行する際に最低限必要なフレーズは、『こんにちは』、『ありがとう』、『これいくらですか?』の3つで、これに加えて1から10まで数えることが出来たら完璧ですが(数字が必須ではないのは書けば通じるからです)、英語でこれらができない人は相当珍しいのではないでしょうか?

日本語にもっとも近い外国語と思われる韓国語で、これらを言うことのできる人がどのくらいいるかを考えると、学校の英語教育は曲がりなりにも機能していると言えると思います。

 

結局知らないものは知らない

だから何をしたいのかわからなければ、大学にそれを見つけに行くというのはとても意義のあることだと思います。大学はいろんな分野の専門家のお話が聞け、たくさんの0を1にすることができるとても楽しいところです。

そして大学で何を勉強するかを選ぶ際には、自分の知っている分野をより深めるよりも、新しい知らない分野にチャレンジすることをおすすめします。

例えば外国語の選択の際は英語を選ぶのではなく、中国語やスペイン語などのまだ学んだことのない言語を選ぶ方がおすすめです。

日本ではコミュ障のあなたでも、中国の奥地や南米の少数民族の文化には驚くくらいにフィットするかもしれません。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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