
私はアメリカで10年働いていましたが、英語の小説や新聞はおろか、ファッション雑誌ですら読めません
映画館に行っても理解度は1割程度。家に帰って日本語のあらすじを見て納得する始末です。
私の日常英会話力は現地の5歳児にも劣るといっても過言ではないレベルですが、それでも仕事にはほとんど支障がありません。
アメリカでは3つの異なる職場を経験し、常に私は唯一の日本人でしたが、退職時にはどこでも同僚に惜しまれましたし、今でもしばしば元同僚に一緒に働かないかと誘われるので、人並み以上に仕事はできていたと思います。
英語力と収入は関係ない
2016年時点で私のサラリーマンとしての年俸は15万ドルでした。
こちらのサイトによるとこれは全米ではトップ5%の収入にあたるそうです。
私にはその他、投資収入もあるので、実際の収入を考えるとアメリカに住む95%以上の人は私よりも稼げていないことになります。
彼らの英語力が私よりも圧倒的に上なのは間違いないので、英語力と収入はリンクしていないことがわかります。
英語が上手いだけではアメリカでイケてる仕事にはつけません
余談ですが、あなたの唯一の特技が英語ならば、アメリカで仕事をするのはおすすめできません。
特技が英語の人間がアメリカに来たら、特殊能力のない片言の外国人になってしまいます。
日系の企業が採用してくれればいい方でしょう。
その場合もビザのサポートに関して必ず足元を見られるので、いいように使われるだけです。
よほどアメリカ滞在に執着がない限り、一年持たずに退職、帰国となるのがお決まりのコースです。
日本の有名大学を卒業し、さらにアメリカの大学院を卒業しても、そのようなコースをたどった方をたくさん見てきました。
外国人として生きていくには、現地人ができない仕事かやりたくない仕事をするしかありません
つまりコミュ力とは全く関係のないところです。
世界でもっとも裕福な国アメリカでは、なぜかあまり数学や科学の教育に熱心でないので、勉強が得意だけどコミュ障のあなたには大きなチャンスです。
現地人ができない数学や科学の知識を生かした仕事で、ストレスなく大きなお金をもらうことができます。
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