高校教育から数学という科目はなくすべき

大人の私の目線で見ると数学は一番役に立つ科目ですが、高校生の私の目線で見ると一番役に立たない科目でした

なぜなら何に使われるのかわからないからです。

むしろ大人に限っても科学や技術に縁のある一部の人間にしか、数学の使い方は知られていないと思います。

高校数学で習う三角関数(sin, cos, tan)や微分積分、ベクトル、行列。これらがどんな場面で社会で使われて、私たちの日々の生活を豊かにしているか説明できる大人は、多く見積もっても日本の人口の一割もいないでしょう。

一番由々しき事態なのは高校の数学の先生が、数学がどう社会で生かされているかということを知らないということだと思います。

 

車もタワーマンションも、そしてスマホのゲームアプリも高校数学をフルに使って作られている

だからもし高校に『スマホゲームアプリ』という授業があったら、高校数学は自動的に学べます

『数学』という科目と『スマホゲームアプリ』という科目が選択制だったら、大半の学生は『スマホゲームアプリ』を選ぶのではないでしょうか?

そっちの方がおもしろそうですし、いい作品が出来たらお金も入ってくるかもしれません。

無味乾燥な『数学』の授業を受けて、地道に1000円以下の時給でアルバイトをするよりも、『スマホゲームアプリ』の授業を受けながら、一攫千金を狙う高校生活の方がずっと実用的ではないでしょうか?

社会に出たらもっとも大事なのはお金を稼ぐ能力なので、数学を使ってお金を稼いだという経験は何にも代えがたいと思います。

そして高校数学の能力が知らず知らずに身についているとしたら、これ以上のことはないでしょう。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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