大学院でのアメリカ留学はコスパ最高

結局ほとんどの問題はお金の問題

先日は学部でのアメリカ留学はコスパ最悪という記事を書きました。

もちろんアメリカの学部での留学にもいい点はあるのですが、そのために支払わなければならない金額を考えると、コストパフォーマンスがとても悪いというのが私の考えです。

私は日本で学部を卒業した後、そのまま進学せずに企業に就職しました。 続きを読む

学部でのアメリカ留学はコスパ最悪

アメリカの大学はとにかく学費が高い

東大の代わりにMITに通うことにすると、大学学部在学4年間で2000万円多くの費用がかかります。

この2000万円の差にまったく問題を感じないような裕福な方は、日本の大学でもアメリカの大学でも好きなところに行けばいいと思います。

しかし現実にはそのような恵まれた家庭はほとんど存在しないと思います。 続きを読む

世界には東京よりもずっと都会な街がある

日本では東京がもっとも都会だが世界にはもっと都会がある

この記事では『都会とはお互いが他人であるということが前提に人間関係が構築されている地域』と定義します。

高層ビルがたくさんあるとかは関係ありません。

その定義に合わせると、シリコンバレーを含むサンフランシスコベイエリアは、東京に比べて高層ビルやお店は少ないですが、様々な文化背景を持った人々が混在して仕事をしたり暮らしている街なので、都会だということになります。 続きを読む

Uberはアメリカを救った

Uber登場以前のアメリカは行けないところばかりでした

なぜ日本でUberが普及しないかということが議論されているのをよく目にしますが、その原因は法律的なものや日本人のメンタリティよりも、Uberが東京や大阪など日本の都会に導入されてもそれほどインパクトがないというのが一番の要因のような気がします。

Uber登場以前のアメリカは行けないところばかりでした。

モータリゼーション以前に開発されたニューヨークやその他の大都市の一部は車がなくても生活できますが、そのようなところはアメリカのシティと呼ばれる場所でもほんの一部です。 続きを読む

文系少年がアメリカ理系大学院でPh.Dをとりシリコンバレーのプログラマになったきっかけ

私は文系少年でした

理系を選択する人たちには、数学や科学好きだとか、子供の頃から電子工作やコンピュータを趣味としているといったイメージがあるのではないでしょうか?

過去の記事を読んでいただいた方にはわかるように、私は数学も科学も苦手で、科学や技術に興味のある家庭に育ったわけでもなく、大学3年生くらいまではどちらかというと政治や経済のような文系科目に興味のある人間でした。

私の学部の出身は慶応大学SFCというところで、そのころ話題になった分数ができない大学生がたくさんおり、私の当時の数学の知識も大学生としてはかなり残念なものだったと思います。 続きを読む

『役に立つ仕事をしている=たくさんお金がもらえる』という勘違い

給料は会社への貢献度ではなく純粋に需要と供給で決まる

私がPh.Dを取得後、最初に勤めたのは大手ハードウェア企業でした。

その会社での私の肩書はソフトウェアエンジニアでしたが、ハードウェア企業なので当然会社の主役はハードウェアエンジニアです。

私の所属していたチームが開発するソフトウェアは、究極には似たようなものを社外から買ってくることが可能なものでした。 続きを読む

「How are you?」「 I am fine. Thank you.」という会話のフェイク感

英語の教科書のLesson 1では一番大事な会話を学んでいる

私は中学校の授業で初めて英語に触れました。

英語の教科書で一番最初にカバーされるトピックは、「How are you?」「 I am fine. Thank you.」といった会話で構成された文章ではないでしょうか?

私はアメリカに来るまで、この会話は練習用に作られた実際には使われない表現だと思っていました 続きを読む

英語のリスニングの勉強の仕方 おすすめはディクテーション

リスニングがとても重要な時代になった

先日は情報収集という観点から英語学習で一番重視すべきはリーディングという記事を書きました。

英語を勉強するモチベーションは、日本語で手に入らない情報を手に入れるためだと思っているので、2番目に大事なのはリスニングです。

リスニングが重要だと思うのは、大学がオンラインコースを設置するなど、動画を通じて学ぶという方法が世の中で当たり前になってきたからです。 続きを読む

英語学習で一番重視すべきはリーディング

英語を勉強する一番の目的は英語でしか提供されない情報を手に入れるため

言語能力と一般に言った場合、読む(Reading)、聞く(Listening)、書く(Writing)、しゃべる(Speaking)の4つに分類されると思います。

ReadingとListeningは情報を手に入れるため、WritingとSpeakingは情報を発信するためです。

賢く生きていくために一番大事なのは、情報を手に入れることなので、英語の勉強は前二つ、特にReadingを重視していくべきだと私は考えています。 続きを読む

勉強する理由は自分の頭で判断できる部分を増やすため

無償で世の中のために働く人がたくさんいることが可視化された時代

こんなやりとりがありました。