新井紀子教授の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』から引用です。
AIと共存する社会で、多くの人々がAIにはできない仕事に従事できるような能力を身につけるための教育の喫緊の最重要課題は、中学校を卒業するまでに、中学校の教科書を読めるようにすることです。世の中には情報は溢れていますから、読解能力と意欲さえあれば、いつでもどんなことでも大抵自分で勉強できます。
私のように高校までで数学に挫折した人間というのは、計算ができないのではなく、根本的に文章の意味が理解できていないところに問題があるという新井紀子教授の指摘は一理あると思います。