リーディングスキルというものは存在するのか?

新井紀子教授の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』から引用です。

AIと共存する社会で、多くの人々がAIにはできない仕事に従事できるような能力を身につけるための教育の喫緊の最重要課題は、中学校を卒業するまでに、中学校の教科書を読めるようにすることです。世の中には情報は溢れていますから、読解能力と意欲さえあれば、いつでもどんなことでも大抵自分で勉強できます。

私のように高校までで数学に挫折した人間というのは、計算ができないのではなく、根本的に文章の意味が理解できていないところに問題があるという新井紀子教授の指摘は一理あると思います。 続きを読む

コードは嘘をつかない

社会なんてその程度だと思います。

私が書くことに関しては、伝わる人にだけ伝わればいいですし、読んだ人それぞれが理解したいように理解して、最終的に個人個人が自分自身で判断すればいい話です。 続きを読む

エンジニアリングはコミュ障のサンクチュアリであってほしい

コミュニケーションは本当に難しい

新井紀子教授はAIの専門家ではない 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という記事を書いて約一か月が経ちました。

15000人の目に触れたようなので、いろいろなコメントをもらっています。

まずははてなから。 続きを読む

文系学部を卒業してアメリカの理系大学院に進学したい

大学で文系の勉強がしたいなら総合大学の理系学部に進学するべきに書いたように、将来アメリカの大学院でCSを専攻したいのならば、学部でCSやそれに近い分野で学位を取得することはほぼ必須だと考えた方がいいと思います。(MBAについてはわかりません)

特にMBAのようなプロフェッショナルスクールではなく、CSのような学術的な分野の大学院に入りたいならば、その分野の専門家に推薦書を書いてもらう必要があるので、そのような先生と働ける環境にある大学に行く必要があります。 続きを読む

大学で文系の勉強がしたいなら総合大学の理系学部に進学するべき

『授業を履修したという証明書』を買うために大学の学費を払っている

以前に文系学部への進学はコスパの悪い買い物という記事を書きました。

この記事の要旨は以下の2点です。

  1. 大学の授業を聞くためには入試に合格する必要も学費を払う必要もない
  2. 似たような学費を払うならば、価値のある証明書を手に入れられる学部を選んだ方がいい

これらから私が出した結論は、もしあなたが大学で文系の科目を勉強したいならば、『総合大学』の理系学部に進学し、その卒業要件を満たしつつ、空いている時間に興味のある文系科目の授業に出席するのがコスパがいいということです。 続きを読む