文系学部への進学はコスパの悪い買い物

大学の授業は無料で聞けます

大学に行ったことのない人は驚くかもしれませんが、高校までと違い大学の教室には誰でも入って授業を受けることができます

忍び込むといった感じでもありません。

もし居心地が悪ければ、部外者だが聴講していいかと授業を行う先生に聞いてみてください。その申し出が断られたところを私は見たことがありません。

大学の先生にとって授業は自分の講演会なので、観覧客が多いに越したことはないのです。

カリキュラムや授業内容、時間割もオンラインで公開されているので、それに沿って自分でスケジュールを立て授業をこなしていくこともできます。

だから大学レベルの教養を身に着けるのが目的ならば、入学試験に合格することも、学費を払う必要もありません。

 

究極には私たちが学費で買っているのは『授業を履修したという証明書』

だからどうせお金を払うのならば、価値の高い証明書を手に入れた方がお得です。

お金に困っていなければ問題ないですが、奨学金という名の借金を背負ってまで大学に進学するのならば、その証明書に価値があるのかを意識するのは大切だと思います。

例えば医者になるには医学部を卒業することが必要ですが、弁護士になるのに法学部を卒業する必要はありませんし、会計士になるのに経済学部や商学部を卒業する必要はありません。

 

何を大学で勉強してきたかということを証明することは時に必要になる

これはアメリカでは特に顕著です。

具体的にはSTEM (science, technology, engineering and mathematics = 科学、技術、工学、数学)と呼ばれる分野は特別扱いされます。

これらを修めたという証明書を仕事への応募条件として要求する会社はたくさんありますが、その他の学部の授業を修めたことを要求する会社はあまりありません。

したがって似たようなお金を払って証明書を手に入れるならば、できるだけ需要の高い証明書を手に入れる方が賢い選択だと思います。

特に海外で働くことを考えている人は、STEMの分野を修めたという証明書は違いを生みます。

参考:コミュ障は傭兵として生きていけばいい

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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