自分は世界がこのままでも構わない

数日前から郵便局やスーパーでは店員と客との間に透明のビニールシートが設置されるようになった。

3週間前に悲痛な世界状況と平和な日本という記事を書いた。

日本だけはなぜか本当に大丈夫かもしれないと思っていたが、日本の死者数も指数関数的な伸びを見せ始めたので、それなりの数の死者が出てしまうかもしれない。

二週間の前の時点でカナダの死者数は129人と書いたが、4月16日時点では1191人になり、さらにいまでも指数関数的に伸び続けているので、日本でも数千人単位の死者数になる可能性は十分にある。

先月末まではアメリカにいたので、自分が周りに感染させることをとても心配していた。

3週間たった今となっては、 マスクをせずに咳をするような周囲に気の使えない人に感染させられる方が怖くなっている。

パンデミックで自分の良さを発見した

これまでの人生を振り返ると、いかに人と接触せずに生きてくかということがテーマだったので、外出自粛があろうともまったく苦にならないし、仕事にも困らないのは恵まれている。

利己的な言い方をすれば、自分は社会がこのまま外出自粛状態が普通になっても構わない

昔から人が多いところが嫌いだったのは、DNAに過去のパンデミックの記憶が刷り込まれているのかもしれない。

外に出たいとか、たくさんの人に囲まれていたいという自分とは真逆の人は大変だと思う。

また外出自粛により生計をたてる目途がたたない職業の人は気の毒だと思う。

インターネットやスマホの登場で仕事がなくなっていくのと似ている。

環境は技術の進歩だけでなく自然によっても変化することを学んだ。

人と直接触れ合う仕事はなくならないと言われていたけど、なくならざるをえないかもしれない。

一番大変なのは医療関係者だと思う。

勉強ができる人は医者を目指すみたいな風潮があったりするが、昔から医療関係は軍隊みたいなものだと思っていた。

軍隊が活躍しているようなときは社会情勢が間違いなく悪い時であるように、医者が活躍しているのも社会的にはあまり好ましくない。

けがも病気もなければ医者は必要ない。

病院は感染者でいっぱいなのに、医療関係者はそこから逃げられないのはつらいと思う。

ここ1か月くらい耳に違和感があるので本当は病院に行きたいが、耳鼻科には感染者があふれていそう 1で、そっちの方が怖くて病院に行けない。

予約なしで医者に行けるのは日本のいいところと言われるが、体調の悪い人間が待合室にあふれて二次感染の温床となるという負の側面は見逃されている。

病院で検査をお願いしてもひたすら断られることが話題になるけど、実際に感染を確認できたからといって何らかの措置ができるわけでもないので仕方がない気がする。

もし体調を崩したとしても、咳が止まらないとか明らかにヤバい状態にならない限りは家で安静にしているしかなさそうだ。

看護師の友人に聞いたところ、院内で感染者が出ているのにもかかわらずそれを隠している病院は少なからずあるらしい。

病院もお金を稼がないとやっていけないということも今回新しく学んだことの一つ。

アメリカの最悪の状況は免れたようだ

今月の初めには4月15日時点での死者数が17万になるかもしれないと書いた。

実際には32588人で大きな数字だが、最悪の状況よりはずっと少なくてよかったと思う。

アメリカのコロナウイルスによる死者数予測を、最新のデータとともに指数関数に当てはめてきた。

予測死者数の伸びが一日ごとに緩やかになることを確認できて少し安心した。

黄色でハイライトしたのは実際の値で、4月14日に数字が急に大きくなっているのはデータのとり方を変えたためのようだ。

これまでは陽性確認者しか死者数にカウントしていなかったが、14日以降はコロナウィルスによると思われる死者もカウントすることにしたらしい。

月末までには、はっきりと死者数の伸びが止まるところを見られることを願っている。

Notes:

  1. コロナウィルスに感染すると味覚や嗅覚に障害が出るらしい。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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