学生時代の成績表を公開する(慶應SFC、UC Berkeley)

慶應大学SFCの環境情報学部(2000 – 2004)

こちらは慶應SFCの時の成績表です。

文系少年がアメリカ理系大学院でPh.Dをとりシリコンバレーのプログラマになったきっかけという記事でも書いたように、自分はもともと文系で、大学3年生のときにコンピュータサイエンスの方向にシフトすることを決意しました。

上記の成績表でも、『大学1年と2年であった2000年と2001年』と『大学3年と4年であった2002年と2003年』は、履修している科目の種類が違うのがわかると思います。

例えば2000年、2001年だと以下のような科目を履修しています。

  • マクロ経済
  • ミクロ経済
  • 都市と環境
  • 社会経済システム論
  • 都市と環境2
  • 計量経済学
  • 環境デザインA
  • 空間デザイン
  • リスクアセスメントとマネージメント
  • マクロ経済2
  • ミクロ経済2

この手の授業からもそれなりに学びはありましたが、これらの勉強をしても食えるようになる匂いがしなかったので、3年生以降の2002年と2003年はコンピュータサイエンスと数学の科目ばかりを履修しています。

1年生に混ざって、3年生の時にLinear Algebra(線形代数)やDifferential Calculus(微分)、さらに4年生になってからMathematics and Logic(数学と論理)なんて授業を焦って履修しているのが特徴です。

転機は、2年生の最後に履修したDevelopment of CG Systems(CGシステム開発論)という授業でした。

自分の学部時代の指導教官が教えていた3Dデータを扱うためのデータ構造とアルゴリズムの授業なのですが、データ構造とアルゴリズムの勉強以前に、当時はプログラミング自体ができなかったので、まったく授業内容がわかりませんでした[ref]今振り返ればポインタを知らずにデータ構造を学ぼうとするという無謀なことを試みていました。[/ref]。

成績はBがついていますが、かなりお情けだったと思います。

これがわかるようになったら、少しは就職氷河期を生き残れるかなと方向転換を決めました。

いまさら気づきましたが、自分が大学1年生だった時に生まれた人が今年20歳になると考えると、2000年ってすごい昔の話ですね[ref]すしらーめんりくくんはSFCにいるって聞いたけど、1999年生まれなんですね。[/ref]。

UC BerkeleyのMechanical Engineering(2006 – 2011)

こちらはUC Berkeleyの時の成績表1UC Berkeleyの時の成績表2です。

先日燃え尽きた留学1学期目という記事を書きましたが、次回からはこれらの成績表を見ながらBerkeley時代を思い出して振り返っていこうと思います。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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