19世紀半ばのゴールドラッシュで一番稼いだ男は金を採掘していない
Samuel Brannanという男が、今から約170年前に起こったカリフォルニアのゴールドラッシュで一番儲けた人だと考えられているようです。
彼はゴールドラッシュ以前からカリフォルニアでお店を営んでいたのですが、あるとき彼のお客さんがゴールドで支払いを申し出たことにより、近所で金が採れることを知ります。
その情報を知り次第に彼がやったのは、金の採掘ではなく、集められる限りのつるはしやシャベルや選鉱鍋(採掘用の浅いバケツ)を買い占め、サンフランシスコの街中を「金だ!American Riverで金が出た!」と叫んで走り回ったことだと言われています。