嘘をつく人間は社会のコスト

嘘をつくことに抵抗のない人がいる

二週間ほど前に「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由という記事が話題になりました。

『地方で育つ人間は東京で育つ人間と比べて相対的に教育機会に恵まれていない』という著者の阿部幸大さんの主張自体は一つの意見として貴重です。

その後、彼の文章には嘘が紛れ込んでいることを指摘されたのですが、阿部幸大さんはその行為自体を続編の「底辺校出身の東大生」は、なぜ語られざる格差を告発したのかという記事で、自分の主張を伝えるためには必要なことだったと嘘をつくことを肯定したのがとても気になりました。 続きを読む

エンジニアリングはコミュ障のサンクチュアリであってほしい

コミュニケーションは本当に難しい

新井紀子教授はAIの専門家ではない 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という記事を書いて約一か月が経ちました。

15000人の目に触れたようなので、いろいろなコメントをもらっています。

まずははてなから。 続きを読む

大学で文系の勉強がしたいなら総合大学の理系学部に進学するべき

『授業を履修したという証明書』を買うために大学の学費を払っている

以前に文系学部への進学はコスパの悪い買い物という記事を書きました。

この記事の要旨は以下の2点です。

  1. 大学の授業を聞くためには入試に合格する必要も学費を払う必要もない
  2. 似たような学費を払うならば、価値のある証明書を手に入れられる学部を選んだ方がいい

これらから私が出した結論は、もしあなたが大学で文系の科目を勉強したいならば、『総合大学』の理系学部に進学し、その卒業要件を満たしつつ、空いている時間に興味のある文系科目の授業に出席するのがコスパがいいということです。 続きを読む

社会の役に立とうとする必要はない

お金をもらっているのならば誰かの役に立っている

自分に必要のないものをお金を払ってまで手に入れたいと思う人は少ないでしょう。

従って逆の立場になって考えれば、お金がもらえているならば誰かの役には立っています。(詐欺とか人を騙していなければ。)

学生の方などは、ぜひとも社会に貢献する仕事がしたいという考え方をすることがあるかもしれませんが、お金をもらえているのならば誰かの役に立っているのは間違いないので、余計なことを考える必要はないと私は思います。 続きを読む

自分の手を動かして得た経験を語らない自称専門家に用はない

この記事は前回のつづきです。

ご覧になっていない方はまずこちらからお読みになってください。

相変わらず反論が的外れな新井紀子教授

新井紀子教授はAIの専門家ではない 『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

新井紀子教授のAIやコンピュータに関する知識は素人に毛が生えた程度

新井紀子教授の『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』という本が大変売れているようです。

私も本を購入し精読させていただきました。

一言で感想を言うと、新井紀子教授のAI技術に関する知識はせいぜいAI関連ニュースに詳しい人レベルであり、そのベースであるコンピュータに関する知識もほぼ素人だということがわかりました。 続きを読む

大学は定額使い放題システム

大学でたくさん勉強した理由はケチだから

私が大学や大学院の学生だったときは、文字通り毎日休みなしで勉強や研究をしていました。

勉強しすぎて彼女に振られるという失態をおかすような生活でしたが、誰かに言われてそうしていたわけではありません。

逆にサラリーマン時代は、できるだけオフィスにいる時間を短くし、オフィスの外では仕事のことを考えないようにしていました。 続きを読む

コミュ障でも同僚と一緒にお昼ごはんを食べる

私は一人でいるのが子供のころから好きでした

私はアメリカに10年以上住んでいましたが、日本に帰りたいとか、特にホームシックのようなものをその間に感じたことはありませんでした。

その理由は、一人でいることを好むことと、あまり外に出ないので、おそらくどこに住んでいても生活が大きく変わらないからのような気がします。

正直自分の知っているアメリカは、家とオフィスとスーパーマーケットとそれらを結ぶ道路だけです。 続きを読む

新井紀子教授のプロフィール上で学歴が修正される

本ブログは意外にチェックされているのかもしれない

先日新井紀子教授はプロフィールで学歴詐称をしているという記事で、新井紀子教授のプロフィール上の学歴が公式のものと異なっているということを書きました。

その影響かどうかは知る由もありませんが、新井紀子教授のプロフィールが修正されました。

修正前と修正後

修正前 続きを読む

新井紀子教授はプロフィールで学歴詐称をしている

新井紀子教授のプロフィールは胡散臭い