真面目な話です
女性からすれば馬鹿馬鹿しいくらいに当たり前の話かもしれません。
しかし姉や妹がおらず、さらに男子校に通っていた10代の私は、女性はセックスが好きではないと考えていました。
私が当時手に入れることのできた性に関する情報は、快楽に関するものはどちらかというとアンダーグラウンドで語られるものであり、学校やニュースなどで出てくる性に関する情報はセクハラや望まない妊娠など『被害者女性、加害者男性』という文脈で語られるものばかりだったのが大きかったと思います。
10代後半の私にとって、カップルの女性とは『無理してパートナーとのセックスに付き合っている』ものだと思っていました。
しかし実際のところは女性もセックスを(男性以上に)楽しんでいます。
ジェンダーにこだわる人は超マイノリティなので気にしなくていい
https://twitter.com/shiumachi/status/1009753112976896000
『女性(男性)だから~という能力』がない、『女性(男性)だから~という職業に向いていない』という言い方には問題があります。
しかし私個人としては『女性エンジニアが少ないと男性がやる気が出ない』という発言が、(たとえ女性と男性を入れ替えても)懲戒解職に見合うほどの問題発言だとは思えません。
ただ性的なものを職場にもちこんでいるという文脈で批判されるのは理解できます。
この手の炎上はTwitterなどでは目立ちますが、しかし現実問題としてこういうのにいちいち反応する人はほんの一部です。
あなたがこの手の炎上を真に受けて、職場や学校で異性をまったく意識しないのは非常にもったいないことです。
この手の言説は男性のちょっとした行動を思いとどまらせる効果があり、これは社会全体で見ると大きな機会損失だと私は考えています。
日本の男女関係は付き合うまでに、多くの場合告白というステップがあり、さらにその告白は男性から女性に対して行うものという習慣がある以上、男性が行動を起こさなくなるのは、女性にとっても本来出会える人に出会えなくなるということなので男女双方にとってよくない状況でしょう。
男性のあなたはこの手の言説を真に受けずに、職場でもどこでもよさそうな人がいたら異性として意識して問題ありません。
それを仕事に持ち込まなければいいだけの話です。
またあなたが女性の場合は、男性はこういうご時世ゆえに動きにくいので、あなたからより積極的に行動を起こした方がいいと思います。
あまり好きではない職場でも、そこに会いたい人がいるのならばそれは仕事を続けるいいモチベーションではないでしょうか?
もちろん炎上していることからわかるように、この手のことを嫌がる人はゼロではないのでちゃんと人は見極める必要があります。
究極には、この手のことやミスコンなどに文句をつけるような人は実際の社会ではマイノリティです。
性別問わず、(特に若い方ならば)チャンスがあればいい人に出会いたいと思っているのはとても普通のことなので、その気持ちを不必要に抑制する必要はありません。
「女性エンジニアが少ないとやる気が出ない」と無邪気に発言した男性エンジニアが叩かれていますが、ではここで総合商社の一般職内定者の写真を見てみましょう。 pic.twitter.com/HyWDB01wUM
— 遊撃部長F/S&RWAs (@fstora) June 22, 2018
セックスは大切なコミュニケーション手段
カップルを長く続けていると、だんだんと感情が家族的になってくるのもあり、セックスをしなくなってきます。
はじめに書いたように、過去の私は女性は無理してセックスに付き合ってくれていると考えていたので、だんだんとしなくなるのは良いことだと思っていたのですが、それは大いなる勘違いでした。
女性はセックスが求められないと自分に魅力がなくなったと考えるようです。
そうなると関係が終わっていきました。
セックスレスという言葉がいつ頃から日本で使われるようになったのかは知りませんが、カップルが別れる理由の大半は結局ここだと思います。
もう関係が続かないかもしれないというときには、一緒にカウンセラーに行くのは効果がありました。
またなによりも仕事が忙しすぎるのは、パートナーに対するケアが下がるので非常によくないです。
難しいけどセックスはとても大切なコミュニケーションですし、そこから性別問わずみんな幸せをもらえます。
最後に、セックスをするときは必ず毎回コンドームを使ってください。
コンドームが嫌いな男性も少なくないようですが、それはサイズが合っていないだけの可能性があるので別のものを試してみるといいと思います。
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