気を使わないでいい仲間をつくりたい

日本はとてもとても豊かです

昨日のランチは1000円でインドカレー食べ放題でした。

インドカレーだけでなく、タイ料理のグリーンカレーや中華のあんかけ焼きそば、サラダバーもありました。

どれもとてもおいしかったです。

今日のランチはしゃぶしゃぶ1000円で食べ放題でした。

お肉に加えて野菜もドリンクもアイスクリームも食べ放題でした。

とてもおいしかったです。

最低時給で1時間働くだけで昔の王様よりもいいものが食べられます

食べ物だけでなく物も安くて質がいいです。

ネットの世界は常に世の中に対する不満の声が溢れていますが、目の前にこれだけの豊かさがあって何が不満なんだろう?と考えてみました。

 

家だけはお金がかかる

食べ物はとりあえず安い、洋服も安い、でも家だけは高いです。

しばしばシリコンバレーの生活費の高さが話題になりますが、実際のところ高いのは家賃だけで、肉も野菜もフルーツも、そしてハーゲンダッツもスターバックスもシリコンバレーの方がずっと安いです。

レストランが高いという人もいますが、内容を比較すれば高くありません。日本の500円以下で食べられる食事は極端に炭水化物に偏っていて、質の悪い油が使われているのがわかります[ref]個人商店ならば安くていいところもありますが、チェーンだと800円くらいにボーダーラインがある気がします。やよい軒はだめだけど大戸屋はいいですね。[/ref]。

最近強く思うのは一人暮らしは金銭的に効率が悪いということです。

家族の仲が良くて、実家を出る必要がなければ最高だと思います。

実家は地方でも、東京で兄弟姉妹で一緒に住んでいるパターンもいいですね。

水木しげるさんの自伝的漫画が好きで、最近改めて読んでいるのですが、子供の頃にはわからなかった面白い発見がたくさんあります。

  

戦後すぐの日本が貧しい頃に、兄の嫁とその子供、自分、弟の4人で暮らしていたという話がありました。(お兄さんはB級戦犯で服役していたのでいなかった。)

私の実家はお店をやっていたのですが、新潟出身の祖母は、自分の妹が東京に来る際には、お店の手伝いをさせることで一緒に住まわせていたといっていたのを思い出しました。

家は高いけれど、昔みたいにお金がないのならば家もシェアすればいいと思いました。

 

ルームシェアはきついがハウスシェアは意外にいい

去年は1年間不本意にアメリカで再びサラリーマンをしましたが、もちろんよかったこともたくさんあり、その一つがハウスシェアは意外に楽しいという発見です。

自分がそれまで敬遠していたのは、おそらくシェアというと学校や学校の寮のイメージだったからだと思いますが、ハウスシェアは学校と違って不特定多数との共同生活ではありません。

ハウスシェアや同棲といえば、結婚やカップルがオーソドックスですが、仲のいい友達と一緒に住むのもとてもいいオプションだと思います。(むしろ異性と違って別れにくそうな気がします。)

各人に個室があればプライベートは保たれます。

それぞれが5万円の家を借りるよりも、二人で10万円の家を借りた方がリビングやキッチンも大きくなります。

光熱費やインターネットの費用も分割になります。

気を使わないで一緒に過ごせる友達が一人でもいれば、それはお金を持っているのと同じかそれ以上の価値があることに気が付きました。

特に女性同士のハウスシェアはいいと思うので(実際に女性限定のシェアハウスはたくさんある)、男性の私はうらやましいです。

改めて人柄がいいというのは、仕事ができる以上に大切なことだと思いました。


 

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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