コンピュータサイエンス学部3年に編入する前の準備

CS(コンピュータサイエンス)専攻の学生が学部2年生までに知っておくべきことと考えると、以下の2点が重要と思われます。

  1. それなりに使えるプログラミング言語が一つある
  2. 基本的なデータ構造とアルゴリズムについて知っている

まずプロジェクトや課題をこなすために1が必須です。使える言語がすでにあればそれで構わないと思います。もし新たにゼロから勉強するのであればC++がおすすめです。

2のデータ構造とアルゴリズム(Data Structure and Algorithms)がCSのすべての理論のベースです。

アメリカでプログラマとして就職するための戦略でも書いた、就職面接の際に行われるCoding Interviewでも問われるのは、このデータ構造とアルゴリズムについて理解があるかどうかです。

先ほどのページで紹介した本で勉強してもいいですし、こちらなどは無料で一通りのデータ構造とアルゴリズムについて学ぶことができるようです。

数学に関していうと、CSの理論のベースは主に離散数学とよばれる分野で、こちらは高校までに習う数学の延長線上にあるようなものでもないので、入学前は気にしなくて構わないと思います。

上記の1,2(特にデータ構造とアルゴリズム)に関してある程度理解があれば準備としては十分だと思いますが、それでもまだ時間があるようでしたら、高校から大学1年生レベルの線形代数、微分、積分をこの順番で復習しておくとより一層よいと思われます。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働く。2016年の時点で生涯暮らすのに十分な資産を得たため退職。毎日好きなものを作って暮らしてます。


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