
危機感がなさすぎるのか?それとも本当に日本だけは大丈夫なのか?
室内で集団で集まるのは避けましょうというナレーションをバックに、議員や役人がマスクをせずに密集して集う国会の委員会のいつものシーンがテレビに映っていた。
1週間前のニュースの話だ。
今日は議員みながマスクを着け、国会に臨んでいる様子がテレビに映されていた。
どうやら国会の危機感は1週間前よりも上がったようだ。
少なくともビジュアル的にはそういうメッセージを打ち出すことに決めたように見える。
街はいまだにいつも通り
都心は人が減ったようだが、郊外の住宅街は相変わらずだ。
転入届を出しに区役所に行ってきたが、駅前のスターバックスの席はいつも通りほぼ埋まっていて、パソコンをさわったり新聞を読む人で混みあっている。
社会は本当に多様な人で構成されているものだと思う。
最近思うのは、自分はもう『一般的な普通の生活者』ではないということだ。
自分の育った家は祖父母のやっているクリーニング屋さんだった。
彼らは文字通り休みなくよく働いていたが、客観的に見てまったくレバレッジのきかない商売だ。
自分が働いた分だけがお金になり、手を動かすのを止めれば収入が止まる。
経済が止まれば祖父母のような人の生活は破綻することになる。
自分は逆に何もしなくても生活できる身分になってしまった。
いつのまにか階級を飛び越えてしまった。
どちらがいいとか正しいとかいう話ではなく、親兄弟も含めて世の中の多くの人と自分では世界の見え方が違ってしまったことを痛感する。
アメリカの死者数の伸び

昨日に引き続き、COVID-19によるアメリカの死者数の予測を3月12日から今日までのデータをもとに見積もってみた。
二列目は昨日紹介した3月31日までのデータを使用したもの。
三列目が最新の4月1日のデータを入れたもの。
4月1日のデータが黄色にハイライトされているのは、それが実測値であることを示すため。
昨日よりも若干緩やかになっているが、まだ状況はかなり厳しい。
隣のカナダの死者数はまだ129人だが(アメリカは5266人)、カナダのデータを見ると死者の伸びはじめは3月15日で、これはアメリカよりも2週間遅い。
そしてアメリカの2週間前の死者数は110人だった。
つまりカナダも現在のペースで感染が進めば、2週間後には死者数5000人を数えることになる。
日本の死者数の伸びは緩やかであるとはいえ油断はできない。
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