経済学が言語化してくれている社会の事象はたくさんある

どんなものでも知らないよりは知っているのこしたことはないので、自分が履修した文系科目についてタメになったかどうかという質問に対しては、どれもタメになったと思います。

自分にとって勉強は趣味みたいなのものなので、一生20歳の時間が続くのであれば、大学で履修できるすべての科目を勉強したいくらいです。

しかし残念ながら人は必ず老いていつかは死ぬので、『かけた時間』対『得られた知識の価値』のバランスが気になります。

このような一般論ではなく具体的な分野を挙げるとしたら、自分は経済学(特にマクロ経済学)は履修してよかったと思います。

『役に立つ仕事をしている=たくさんお金がもらえる』という勘違いという記事の、最後の『労働市場は国境を越えない』というセクションで書いたようなことは、自分で気づくこともできると思いますが、経済学がすでに言語化してくれていることなので、それを知っているに越したことはないと思います。

経済学というと数学のイメージがあると思いますが、経済学に出てくる数学は『おもちゃ』なので無視して大丈夫です 1


Notes:

  1. トマ・ピケティ『21世紀の資本』より。

    the discipline of economics has yet to get over its childish passion for mathematics and for purely theoretical and often highly ideological speculation, at the expense of historical research and collaboration with the other social sciences. Economists are all too often preoccupied with petty mathematical problems of interest only to themselves. This obsession with mathematics is an easy way of acquiring the appearance of scientificity without having to answer the far more complex questions posed by the world we live in.

    (経済学は、過去の研究と他の社会科学との協同を犠牲にする代わりに、数学、そして純粋に理論的で非常にイデオロギー的な推測に対する幼稚な情熱をまだ克服していない。経済学者は大抵自分にしか興味のないつまらない数学の問題に執着している。この数学への執着は、私たちが住んでいる世界に突き付けられたはるかに複雑な質問に答えずに科学っぽさを獲得するための安易な方法なのだ。)

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働く。2016年の時点で生涯暮らすのに十分な資産を得たため退職。毎日好きなものを作って暮らしてます。


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