元気があれば何でもできる

過去の私と比較するならば現時点でずっと前に進んでいると思います。

元々文系だった私が本格的にコンピュータサイエンスや理系の勉強を始めようと思ったのが大学3年生の時でした。3年生の秋学期になって、1年生と一緒に線形代数や微分の授業を受けていたのを覚えています。( 文系少年がアメリカ理系大学院でPh.Dをとりシリコンバレーのプログラマになったきっかけ)

また私の大学卒業時点でのTOEFLの点数はかろうじてコミュニティーカレッジに入学できるかどうかでした。(こちらの換算シートを見る感じですと今のTOEFLで50点くらいです)

そして大学を卒業する時点でも、海外旅行ならばともかく英語で学術的な話をするようなことはとてもできないと思っていました。

ちなみに私は地元の公立の学校では勉強が出来る方でしたが、出来る集団に混ざってしまうと全然です。大学は首席でしたが、GPAは3.5くらいでそれほど良いとは言えず、ただ他の人に対して遅れをとったという思いから、卒業条件と関係なくひたすら4年間授業を取り続けた結果だと思います。

お話を聞く限り、文系からCSでの交換留学を始められたという時点で、既に大きな壁を一つ越えていると思います。

こちらにいる間にどこかの企業でインターンが出来るといいですね。一度でも職務経験がつけばずっと就職がしやすくなるはずです。

ご存知かもしれませんが、インターンに対する就業許可はCPTといってビザよりもずっと簡単なので、職場さえ決まってしまえば働けるはずです。

GoogleやFacebookのような有名大企業でのインターンに憧れるかもしれませんが、始まったばかりの小さなスタートアップをはじめ様々な会社でインターンは募集しているので、決まるまであきらめずにいろいろなところに応募してみることをおすすめします。(応募をしても返事が来ない方が普通なので、まったく音沙汰がなくても諦める必要はありません。)

また就職が目的ならば必ずしも大学院に行く必要はないと思いますが、進学を考慮に入れているのならば、履修している授業や気になっている先生のオフィスアワーにしばしば質問をしに行ったりして、顔を覚えてもらうといいかもしれません。こちらでも書きましたが、先生からいい推薦書をもらうことがアメリカの大学院の入学審査では一番重要です。就職よりも進学の方が可能性がありそうならば、インターンよりも学部生でも参加させてくれる研究プロジェクトを学部内で探す方がいいかもしれないです。

とても応援したい気持ちが強くなってしまい、長々といろいろな情報を詰め込んでしまいすみません。

また質問がありましたらいつでも聞いてください。返事が遅くなることがあるかもしれませんが、必ずお答えします。

まだ20歳前後だといろいろ心配なことはあると思いますが、今の時点でも世の中の大半の大人よりもずっとよく考えて生きていると思います。ぜひ自信をもって理想の自分を追いかけてください。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働く。2016年の時点で生涯暮らすのに十分な資産を得たため退職。毎日好きなものを作って暮らしてます。


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