私自身はCGプログラミングはとても面白いと思うのですが、アニメーション分野以前にCGプログラマ自体がプログラマ全体からするとそもそもマイノリティだと思います。やっていることはScientific Computing(日本語で計算科学?)の分野に近いので、プログラマの中では少し特殊な感じもします。
以前勤めていた職場ではピクサーやドリームワークスに過去に勤めていた同僚が何人かいました。
彼らいわく、それらの会社におけるプログラマはどちらかというと会社の端っこにいる人たちで、主役はアーティストのようです。(とはいうものの給料も労働環境もプログラマの方がずっといいと思います。日本に比べたらマシかもしれませんが、アニメ、映画、ゲーム業界等のアーティストの労働環境はアメリカでも過酷に見えます。)
以前『役に立つ仕事をしている=たくさんお金がもらえる』という勘違いという記事にも書きましたが、エンターテインメント系の仕事は若い人には常に人気があるので、需要と供給を考えると給料は他分野のプログラマと比べて低くなりがちな気がします。
しかしだから他業界に引き抜かれるというよりは、多くの人にとっては同じところに何年もいるとだんだんと飽きてくるものだと思うので、よっぽど情熱がある人以外は、給料の多寡よりも単純に他の分野で働いてみたいと思った結果の会社の移動ではないかと想像しています。
“プログラムのかける鈴木敏夫”は、とても素敵な将来像ですね!
いつか私も仲間に入れてください ^^
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