
『やりたいことがない』はとても幸せ
現状にとても満足しているという事だと思います。
家族の仲が良い家庭で育てば生まれた家を出る必要がありません。
生まれた家を出る必要がなければ、生きるのに必要な支出はせいぜい月に数万円で、最低時給でも週に2日も働けば十分賄えます。
その生活で何も悪いことはありません。
とても幸せなことだと思います。
みんなやたらに年収を話題にしますが、大事なのは資産です。
例えて言うのならば、プールに水をためたいときに、年収はホースから出る水の勢い、資産は溜まっている水の量に相当します。
ホースから出る水の勢い(=年収)がいくら多くても、排水口から水が流れ出している(=支出をコントロールできない)ようでは水は溜まりません。
逆にホースから出る水の勢いが弱くても、排水口がしっかりと閉められていて、既に水が溜まっているならば、それは立派なプールとして機能します。
世の中の多くの人は家賃やローンを支払うために、自分の時間の大半を他人に捧げて暮らしています。
したがって先祖が残してくれた家が既にあるというのは立派な金融資産です。
そして金融資産だけでなく、家庭環境が安定していることはこの上ない大きな資産です。
無償で自分のことを応援してくれる人がいるというのはすばらしいことです。
お金で買うことのできないものですし、一生それを持つことができない人も少なくありません。
私の人生は不満解消の旅だった
殴られないように怯えて毎日を過ごすのは嫌だから、一人で生活できるように早くお金を稼げるようになりたかった。
地球のすごく狭い範囲の地域でしか通用しない『社会の常識』を根拠に、不合理な我慢を強いられるのが嫌だったから、世界のどこでもお金が稼げるようになりたかった。
お金を稼ぐために自分の時間を他人に奪われるのが嫌だから、自分の時間を使わないでお金を稼ぐ方法を見つけたかった。
他の人の言ったことを『信じる』か『信じない』しか選択肢がないのは嫌だったから、たくさん知識が欲しかった。
いろんな女の人と楽しくおしゃべりしたいから、女の人に気に入ってもらえるような自分になりたかった。
自分の人生は現状に対する不満とその解決を繰り返してきただけでした。
そしてやりたいことがなくなってきました。
やっとスタート地点に立てた感があります。
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