手間をかけずに投資でお金を手に入れる

投資に時間をかけるのはもったいない

財務諸表を読むことが好きなど、投資そのものに興味がある方は世の中にはたくさんいます。

最近では仮想通貨に興味を持っている方もたくさんいると思います。

投資を始めたころや、最近では仮想通貨についても勉強してみましたが、私は投資にはそれほど興味を持てませんでした。

個人的にはまだやりたいことがいろいろあるので、投資に時間をかけるのはもったいないと考えています。

以前に投資を知ることは生きる上でとてもとても大事なことで書いたように、私のような投資に興味のない人はアメリカ市場の平均(S&P 500 Index)に賭けるのが一番いいのではないかと思います。

 

アメリカ市場の平均にオプションを使って投資する

個別の会社の業績や展望をそれぞれ調べるのは面倒ですし、究極には会社の未来など誰にもわかりません。

また一つや二つの会社の将来にすべての資産をかけてしまうのはとても危険です。

したがって分散投資をする必要があります。

市場の平均に賭けるというのは株式市場における究極の分散投資です。

市場の平均、すなわちS&P 500 Index自体を買うことはできないので、具体的にはIndexに連動するETFを買うことでこれを実現します。(ETFについて詳しくない方はこちらなどを参照してみてください。)

ETFは表面的には株と同じなので、いつでも好きな時に売ったり買ったりできるのでとても便利です。

アメリカ市場の株やETFは、ティッカーシンボルと呼ばれるアルファベットで区別されます。(例えばアマゾンならAMZN、フェイスブックならFBといった具合です。)

S&P 500 Indexに連動するETFのティッカーシンボルはSPY、IVV、VOO等がありますが、私はSPYを利用しています。

その理由はオプションの流動性が一番高いからです。

オプションというのはざっくりいってしまえば保険です。(以前にも紹介したこちらのオプション道場は良くまとまっていると思います。)

例えば株価の急な変動はいつでも起こりえますが、オプションを利用することでリスクとリターンがコントロールでき、不確実性に対応できます。

またオプションを他の投資家に売ることでお金を得ることもできます

例えばカバード・コール (covered call)という手法を使えば、株価に変化がなくても定期的な収入を生み出せます。

また先ほどのカバード・コールのページでは、まずプット・オプションを売ることで株を取得していますが、これをうまく利用すれば株価に変化がないどころか、ゆっくり値下がりするような状況であっても収入を生み出すことができます。(この手法はCash-secured putとも呼ばれます。)

covered callやCash-secured putにも当然リスクはあり、それをさらに別のオプションを組み合わせることでリスクをコントロールすることもできます。

オプションの仕組みを知り、自分にふさわしいと思えるリスクコントロールの仕方を探すのは、時間をかけて勉強する価値があると思います。

 

投資信託などの代理サービスは利用しない

SPYを買っておいて放置するのはとても楽です。

それだけでも過去30年間では平均で7.4%の年率リターンですし、昨年2017年に至っては20%を超えました

ブロガーのイケダハヤトさんはウェルスナビというサービスを紹介しており、12%のリターンを脅威と呼んでいますが、2017年はウェルスナビを使わずにSPYを自分で買っていれば20%を超えるリターンを得られているはずでした。

つまりイケダハヤトさんは、ウェルスナビに10%近い手数料を余計に取られてしまったのと同じです。

この手のサービスや銀行や証券会社の販売する投資信託を利用するのは、余計な手数料を支払うことになるので単純に損だと思います。

証券会社の店頭でしか株の売買が出来なかった過去の時代とは違い、スマホで株の売買が世界のほとんどの場所から出来る現代では、代理サービスを利用して投資をする価値はまずないと思います。

 

なぜアメリカの株式市場なのか

一言で言えばアメリカの人口は今後も増えつづけると思うからです。

株価は主に2つの要因で上がります。

1つは会社の業績が上がる場合、もう1つは市場が広がる場合です。

市場のサイズは大雑把に言えばその国の人口です。

今後もアメリカに移民をしたい人が世界中にいる限り、アメリカの人口は増え続けると思います。

同じ理由で、私は日本の株式市場で投資をするのは筋がよくないと思います。

日本は市場が年々小さくなっているため、株価を維持するためには会社の業績を上げ続けるしかないからです。

しかし常に今まで以上の成果を求められる状況で働きつづけるというのは、労働者にはとても厳しいはずです。

余談になりますが、日本の労働環境が年々悪くなると言われているのは、根本的にはこの人口の減少が原因だと思います。

 

正直私は経済についてほとんどわかりません

投資には正解はありませんが、今回の記事の中に参考になる部分がありましたら幸いです。

また客観的に見て間違っている部分がありましたら、ぜひご指摘していただければと思います。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働いていました。現在はフリーランス。毎日好きなものを作って暮らしてます。

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