子育てに必要なのはATMで結婚ではない

12月 24, 2019

なぜ自分には子供がいないのか

クリスマスなので子供の話をしようと思います。

自分が子供を持つという事を始めて意識させられたのは20歳の頃でした。

高校生の時から付き合っていた彼女は早く結婚したがっていました。

もっと具体的には早く子供が欲しいと言っていました。

自分自身が親が年をとってからの子供だったようで、親が若くないのがコンプレックスだったそうです。

『若いお母さんにあこがれる』とよく言っていました。

なぜ欲しいかというよりは、大人になったら子供は生んで育てるものだという前提で、どうせやるんだから早くやろうというだけの話だと思います。

彼女は高卒で働いていたので、20歳の頃に既にそういう気持ちになっているのはおかしくないと思います。

彼女との出会いで一番衝撃的だったのは、仲のいい家族は存在するということでした。

自分にとって家族というのは、殴ったり貶めてくる敵でした。

 

子供の頃の思い出が楽しくない

いま子供がいないのは、私のパートナーが望んでいないことは一つの理由です。

彼女も家族との関係が良くないです。

それでも私自身がどうしても子供が欲しいと思ったら、今の関係を解消して、別の人を探します。

しかしそれをしないのは私自身も子供を欲しいと思っていないからだと思います。

『なんで結婚したいの?』という質問をいろいろな女性にしたことがありますが、一番素敵だったのは『私は家族が大好きで、でもお父さんもお母さんもいつか私より先に死んでしまうから、その前に新しい家族が作りたい』という答えでした。

自分が子供を持つにあたって一番の問題は、育て方がわからないということがあります。

具体的には自分の子供の頃の思い出が辛いので、それにもう一度直面しなくてはいけないのが怖いです。

自分の子供は自分自身ではないけれど、それでもそれを観察しなければいけないのはあまり気が進みません。

弟には子供が3人います。

実家では、甥っ子が怒鳴られて泣いています。

それを聞くのが辛いので実家に行かなくなりました。

あそこまで怒鳴るのならなぜ子供を作るのだろうと思いますが、未経験なのでわかりません。

毒親という概念を30歳を過ぎてから知り、こちらの本を読んだことがあるのですがそこに出てくる家庭の例よりも自分の家族の方がヤバかったので、自分の家族はハズレだったということがわかりました。

それでも子供の頃に育った家は祖父母がやっていた自営業のお店で、祖父母が常にそばにいたからここまでやってこられたと思っています。

昨年一斉に彼らが後を追うように亡くなってから、完全に気持ちが切れた自分を見つけました。

 

多分子育てに男は必要ない

女性はみな小さい子供と遊ぶのがとても上手く見えます。

でも男性はそういう感じはしません。

女性は先天的か後天的かは知りませんが、小さな子供を世話したいと考えるのは自然なように見えます。

逆に男性で子供が欲しい人は、自分の果たせなかった夢を子供に託したいタイプなのではないかと想像します。

スポーツや芸術をはじめ、活躍している方には二世や三世が珍しくありません。

弟は子供が欲しかったので、子供を望まなかった先妻と離婚しています。

自分には子供に託したい夢はありません。

やりたいことは自分がやればいいだけです。

もし仮にあったとしても結局子供は他人だからそれを押し付けることはできないです。

先祖がつないでくれたDNAを次の世代にという理屈はありますが、もしそれだけで子供を作るならば、その子供にも同じ気持ちを持たせなくてはいけないので筋が悪そうです。

働きバチや働きアリは自分自身の子孫を残しません。

それでは何のためにいるのかな?と調べてみたことがありますが、自分自身に似たDNAを残すために社会を構築することに意味があるという仮説があるそうです。

冷静に考えれば、人間も自分自身のDNAをコピーする以外に社会をよりよくする活動はたくさんできます。

 

子育てを結婚から切り離せればいい

今の自分は幸せすぎると思います。

やりたいことはいろいろありますが、それでも今死んでしまっても、そんなに悪くないと思えます。

これ以上を望むのは望みすぎな感じがします。

お金は増え続ける一方です。

30代後半になってしまったので、子育てをすることに使うのが一番いいお金の使い方でしょう。

逆にお金がなくて、子供が欲しくても子育てを諦めている人がたくさんいるのは実感できます。

結婚はしたくないけれど、お金があれば子育てはしたいという女性がいたらご連絡ください。

養育費は払うので、子供を育ててくれる方がいればご相談に乗ります。

私は子育てができないので、純粋にATMに徹してお金以外にかかわりを持ちません。

愛のない両親に育てられるよりも、愛のある片親に育てられた方が幸せな子供が育つと信じています。

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プロフィール

yu. (Ph.D. UC Berkeley)   

1981年生まれ。慶応大学環境情報学部を首席で卒業。日本のベンチャー企業で働いたのち、アメリカにわたり、カリフォルニア大学バークレー校にて博士号を取得。専攻は機械工学、副専攻はコンピュータサイエンス。卒業後はシリコンバレーの大企業やスタートアップでプログラマとして働く。2016年に生涯暮らすのに十分な資産を得る。


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