2009年27歳の頃に考えていたこと
11年前のmixi日記が発掘されたので、昨日に引き続きはっていこうと思います。
- いつまでアメリカにいるのか?
- 2009年02月27日11:20
住めば都というように、日に日に居心地はよくなるものだなぁと思う毎日です。
この大不況の煽りを受けてか、カリフォルニア州の財政は非常にやばいことになっていて、州立大学に対する予算もカットされています。それを受けていくつかの授業が開講されなくなったり、雇われる学生が減ったりと、トバッチリを受けている昨今です。
アメリカに来た理由。夢中になれるものがいつも目の前にあればいい
理系アメリカ大学院留学6学期目(2009年春)
6学期目に履修した科目は以下の2科目。(成績表はこちら)
- ME 280B: Finite Element Methods in Non-linear Continua
- ME 290R: General Purpose Computation (CAD/CAM/CAE) on the GPU
この前の夏休みから初めた企業のプロジェクトは、先学期のCS270のプロジェクトとしてまとめて、とりあえずいけそうな感があったので、実際に実装を始めて論文も書き始めました。
研究は実装よりも先に論文を書いてしまった方がいいという記事を書きましたが、これはこの時からの実感で、論文の下書きを書いた際には実際にプログラムやモノはつくっておらず、あとから実装を行いました。
コミュ障でも勇気を出してコミュニケーションを取る
理系アメリカ大学院留学5学期目(2008年秋)
5学期目に履修した科目は以下の2科目。(成績表はこちら)
- ME 280A: Introduction to the Finite Element Method
- CS 270: Combinatorial Algorithms and Data Structures
研究を後回しにして、時間を確保して授業に集中できたせいか充実感のある年でした。
結果としてBerkeleyにきてから初めて査読が通った論文のアルゴリズムができたのもこの学期だったので、一番安定している時期として記憶に残っています。
アメリカで就職したいならば理系大学院で1年で修士を取得してOPT
ハワイという楽園で胃痛が治る理系アメリカ大学院留学2回目の夏休み(2008年夏)
先学期に体調を崩し、かつ原因がわからなかったのでかなり健康に関してナーバスになっていました。
アメリカに来て2年間、日本に帰るのはいつも年末年始でした。
日本の夏が懐かしくなったのものあり、一度日本で休んだら体調も良くなるかなと考えました。
健康とワークアズライフ
理系アメリカ大学院留学4学期目(2008年春)
2学期目に履修した科目は以下の2科目。(成績表はこちら)
- E140: Technical Communication
- ME 290D: Solid Modeling
前学期にCを取ってしまったため、GPAが3.1まで下がってしまいました。
二学期連続でGPAが3.0(平均がB)を下回ってしまうと退学になってしまうので、かなりナーバスになっており、この学期は実質1科目しか履修しませんでした。
玉砕は絶対に禁止
理系アメリカ大学院留学3学期目(2007年秋)
3学期目に履修した科目は以下の2科目。(成績表はこちら)
- ME 185: Introduction to Continuum Mechanics
- ME 222B: Metal cutting
prelimに無事合格できたので、他の学生に対してビハインドながら生活が少し落ち着いてきました。
論文も書き始めました。
研究は実装よりも先に論文を書いてしまった方がいい
理系アメリカ大学院留学1年が過ぎて最初の夏休み(2007年夏)
寮を出てアパートを借りました。
最初の1年は学校の寮に住んでいましたが、その理由は一日3食付きだったのが大きかったです。
初めての海外生活なので、学校以外のことは考えないで済む状態の方がいいと思ったからです。
留学は最悪のスタートを切った
理系アメリカ大学院留学1学期目(2006年秋)
1学期目に履修した科目は以下の5科目。(成績表はこちら)
- CS 274: Computational Geometry
- CS 284: Computer-Aided Geometric Design and Modeling
- CE130: Mechanics and Materials
- E36: Engineering Mechanics
- E45: Properties of Materials
アメリカの大学院は知識詰込み偏重型という記事で書いたように、1学期に履修すべき科目数は基本は2つ、多くて3つです。
3つだと授業の課題をこなすだけで精一杯なのに、いきなり5つだったので完全に生活は破綻しました。
学生時代の成績表を公開する(慶應SFC、UC Berkeley)
慶應大学SFCの環境情報学部(2000 – 2004)
こちらは慶應SFCの時の成績表です。
文系少年がアメリカ理系大学院でPh.Dをとりシリコンバレーのプログラマになったきっかけという記事でも書いたように、自分はもともと文系で、大学3年生のときにコンピュータサイエンスの方向にシフトすることを決意しました。
上記の成績表でも、『大学1年と2年であった2000年と2001年』と『大学3年と4年であった2002年と2003年』は、履修している科目の種類が違うのがわかると思います。