転職を決めたならば複数の企業の採用プロセスを同時に進める

アメリカサラリーマン生活3年目・2014年春

ポートランドでの3回目の春を迎えました。

当時の写真を見返しても季節感のあるいいところだったと思います。

前回も書いたように、Intelでの2年8か月はリラックスした生活でいい思い出がたくさん残っています。 続きを読む

RSUとストックオプション 株で給料をもらうという形

アメリカサラリーマン生活2年目・2013年秋

このころ仕事でやっていたプロジェクトは20人以上のエンジニアからなる大規模なもので、コミュニケーションというのは本当に難しいものだと思った頃です。

最近の日本はテレワーク推奨でなんでもオンラインに持っていく流れになっていますが、私のいたチームはなんでもオフラインでやるチームでした。

なぜあそこまで彼らがオフラインにこだわるのかは今でも不明です。 続きを読む

シリコンバレーの会社の有給(vacation)と病欠(sick-leave)の仕組み

アメリカサラリーマン生活2年目・2013年夏

この春から仕事も少しやりがいが出てきたので、夏休みもいい過ごし方ができたと思います。

この頃の有給の日数は年間16日で、大体3週間休める感じです。

自分は夏と冬に2週間ずつ、合計年に4週間取っていました。 続きを読む

会社の同僚には家族以上に愛想よく

アメリカサラリーマン生活2年目・2013年春

オレゴン州ポートランドという人が素敵な街という記事でも書いたように、オレゴン州のポートランドは冬が雨季なので、文字通り毎日雨で気分が落ちやすいです。

その北ワシントン州のシアトルも同様です。

アメリカ西海岸でソフトウェアエンジニアの仕事と言えば、たいていはシリコンバレーをはじめとしたカリフォルニアか、シアトル(マイクロソフトやアマゾンの本社がある)です。 続きを読む

夜型人間は生まれながらに社会不適合者という理不尽

アメリカサラリーマン生活2年目・2013年冬

サラリーマン生活も2年目になりましたが、この頃が1番つまらなかった頃です。

会社の中を歩きながら『つまらなすぎてヤバい』と、窓の外のMount Hoodというきれいな山を眺めながら思っていました。

割り当てられる仕事は誰かが作ったものを修正したり、アップデートするというものばかりで、そういうものは確かに誰かがやらなくてはいけないことですが、一から新しいものを自分で作れるわけではなかったので完全に飽きていました。 続きを読む

一度就労ビザ(H1Bビザ)を手に入れてしまえばアメリカでの転職はとても簡単

アメリカサラリーマン生活1年目・2012年秋

シリコンバレーの大企業はとてものんびりしているに書いたように、Intelでの2年8か月は今振り返ってものんびりした生活でした。

大企業はそもそものんびりしているというのもありますが、リソース的な問題もありました。

扱っているデータが大きく(テラバイトからペタバイト)、当然一つのコンピュータのメモリに収まらないので、数万個のCPUからなる分散システムを使って処理を行います。 続きを読む

ムーアの法則は単なるIntelの開発目標である

アメリカサラリーマン生活1年目・2012年夏

1年半ぶりに日本に戻り、リラックスした休みをとれました。

前年は博士論文の執筆に追われていて、この年の初めの年末年始は就職のための引っ越しがあったので長い休みが取れませんでした。

1年半ぶりだったので日本の夏の緑がとてもきれいだったのを覚えています。 続きを読む

アメリカのソフトウェアエンジニアは恵まれすぎている

アメリカサラリーマン生活1年目・2012年春

シリコンバレーの大企業はとてものんびりしているという記事に書いたように、サラリーマン1年目はとてものんびりリラックスして過ごしていました。

大学院での研究は自分の仕事なので、自分がやらないと前に進みません。

会社での仕事は他の人の仕事を任されているだけなので、必要最低限だけやっていれば問題なしです。 続きを読む

オレゴン州ポートランドという人が素敵な街

アメリカではじめての引っ越し

前回からアメリカでのサラリーマンだったころを振り返っています。

最初のアメリカ生活は10年続きましたが、学生として最初の5年半を過ごしたBerkeleyと、就職して最初に住んだオレゴン州のポートランドは色々な面で大きく異なっていました。

同じアメリカ西海岸でも気候が大きく違う

実際に1000㎞くらい(東京と札幌くらい)離れているので、普通に考えれば違うのは当たり前かもしれません。 続きを読む