能力の高さよりも宣伝力の高さの方が世間には圧倒的にインパクトがある

1月 21, 2018

どんなにいい商品も宣伝なしでは存在しないのと同じ

例えばとても質が良い料理を格安で出すレストランがあったとします。

しかしそのレストランが看板も出さず、建物の外観がまったく民家と区別がつかなければお客さんは一人も来ないでしょう。

どんなに画期的な家電製品を開発しても、それがお店に並ばなければ誰もその存在を知ることはできません。

ブログやスマホアプリのようなソフトウェアに至っては、どこからもリンクされていなければ絶海の孤島に存在しているのと同じです。

存在を知らせるためには宣伝をする必要があります

あなたがいかに優秀なプログラマだとしても、他の人があなたを知る方法がなければ仕事はもらえません。

LinkedInに自分のプロフィールをのせたり、ポートフォリオを載せたウェブページを持つことは、技術や知識を身につけるのと同じくらい仕事を得るために重要なことです。

プログラマの仕事を探しているのであれば、オープンソースの開発や競技プログラミングに参加するのはとてもいい宣伝方法だと思います。

 

有能だから周りがお膳立てをするべきと考える研究者は怠慢かつ傲慢

 

ノーベル賞受賞の山中氏「私の仕事の半分は寄付活動に当てている」という記事を読みました。

このクラスの研究者ですら必要なお金を自分で集めることに奔走している時点で、お金を世間に当たり前のように出してもらおうと考えている研究者はズレていると思います。

私のような肩書のない人間から見ると、大学教授というのは大通りに面した一等地に店を構えさせてもらっているようなものです。

お店の場所がいいのに売り上げが上がらないのだったら、それは経営に問題があると考えるのは不自然でしょうか?

無名で誰も知らないところから商売を始めて、そこそこ暮らしている人はいくらでもいます。

教授になれたならばそれなりの研究能力があると思うので、もっと世間は自分にお金を渡すべきと駄々をこねるのではなく、その強力な肩書を使って自分の研究を宣伝し自分でお金を集めるべきだと思います。

私はこれ以上税金が上がるのは嫌です。

現時点でも学校法人への寄付は税額控除になるので、寄付してくれた人に研究室見学ツアーをやるなど、ふるさと納税のように返礼品を出してみるのはどうでしょうか?

 

リーディングスキルテストの新井紀子教授は本当にすごい

新井紀子教授の研究者としての資質はともかくとして、宣伝は本当に上手だと思います。

あれだけのメディアを使った宣伝力はどのようにしたら手に入るのかまったく見当がつきません。

その秘訣を知ることができるのならば教えていただきたいです。

新井紀子教授はUniversity of Illinois Urbana-Champaignから1985年に数学の学士を授与された後、博士課程に5年間在籍しているのにもかかわらず、1990年に修士号だけ授与されて退学しているようなので、数学はあまり得意でないのかもしれません。

しかしそれにもかかわらずこれだけ世間をにぎわせていることは、能力よりも宣伝力の方が世間に対するインパクトが大きいことを示していると思います。

世間が気持ちいいと思うことを根拠もなく述べるというのは、多くの研究者にとっては気が引ける行為ではあると思いますが、見習うべき部分はあると思います。

 

エンジニアとしてサラリーマンをやるのはとても気楽

サラリーマンとしてエンジニアをやっている限り、お金を集める部分は他の誰かがやってくれます

これは私のようにコミュニケーション能力に長けていない人間にはとても楽です。

エンジニアが世の中にあふれている状況ならば競争は厳しいでしょうが、幸いにも技術の進歩は早く、それにキャッチアップしていくだけでも今のところ貴重な人材になりつづけることができます。

ゼロから新しいものを生み出すのは大変ですが、キャッチアップするだけならば学校で習う知識のベースと勤勉さがあれば可能です。

お金を集めるためには世間が何を欲しているかを観察し、それに応える力が必要ですが、必要な知識を身につけることと勤勉であることは100%自分自身でなんとかできる問題です。

お金が欲しいのか宣伝力が欲しいのかで人生の選ぶべき道が変わってきます。

あなたが学校の勉強が得意な場合、前者が欲しければ企業のエンジニアがいいですし、後者が欲しければ研究者がいいと思います。

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